Jamming with the Dragon 佑次 の写真日記 (不定期で掲載)

第24回「先生の地元で、演劇を。(Key to the highway)」

今回は静岡への遠征記でございます。

11月25日(金)
朝6時半に起きて、渋谷へ。ここからマイクロバスで、藤枝へ。(写真)演劇を、やりに。「女性演出家2人による小川国夫作品の連続上演」という企画で作家、小川国夫の地元、静岡県藤枝市へ行くのだ。ちなみにここは、今回の俺の出演作「逸民」の演出家、仲田恭子さんの地元でもある。さらにさらに藤枝といえば、仕掛人こと藤枝梅安先生の地元でもある。私の胸が踊っているのは言うまでもない。が、待ち合わせに遅刻してしまう。おっかしいなー、ちゃんと起きたのになー。勿論、遅れたのは、俺ひとりで、実は結構恥ずかしい。が、まあなんとかともかくバスに乗り込み、一路、藤枝へ。そうそう、今回の2本立てのもう一本「彰さんと直子」には、“反逆のポエトリーアイドル”桑原滝弥氏が出演しているのだ。彼とは昨年の7月に“夜想”のイベントで共演(対決?)した仲である。久々の再会に、もうひとりの演出家、平松れい子女史を含めてバスの中で盛り上がったのだが、いやあ相変わらずの桑原氏のボキャブラリーとバイタリティーには頭が下がりますわ。
 そうこうしているうちに、午前10時過ぎ、藤枝の仲田邸に無事到着。これから2チームのキャスト、スタッフ10数名が、こちらにお世話になるのです。とりあえず俺は即、仮眠。起きたら豪勢な昼食が。桑原氏と顔を見合わせ、「幸せだねえ。」と呟きながら、ありがたくいただきました。昼食後、われわれ「逸民」チームは、作品の舞台となる蓮華寺池公園の散策に出かける。その間、平松チームは稽古。今回の俺の役は“鳥”なので鵞鳥や鴨を重点的に観察する。(写真)池のまわりを歩いていると、地元の人たちがガンガン話しかけてくる。恵まれた食事といい、人々のオープンな感じといい、ふとボリビアを思い出す。(ボリビア日記はETEのHPで読めます。 http://www.artists-guild.co.jp/ete/)
 さて、散策も終えて稽古場へ。(写真)東京で決められなかったメイクを試行錯誤する。(写真)
 そして夜。初めての2チーム合同稽古。平松組の作品のシャープさと熱さを目のあたりにして、気が引き締まる。凄く良い。われわれの「逸民」もね。さあて明日は本番だぜ。寝るよ。

11月26日(土)
快晴。昨日といい今日といい、うそみたいに暖かい。あら、いつの間にかみなさん起きてらしたのね。俺は10時過ぎにのそのそと起き出し、またも素晴らしき朝食を頂く。食べ終るころに、誰かいないことに気づく。あれっ、桑原氏は?そして俺に遅れること30分、寝起きの桑原滝弥氏が現れる。ううむ、上には上がいる。
 さて、満腹アクターになって、会場に出発だい。今回の会場は、なんと数百年の歴史を持つ神社の拝殿である。(写真)拝殿、ということは神社の内部、神様の真ん前で演じるのだ。本当になんだかものすごい“気”のようなものを感じる。楽屋で仕込んで仕込んで楽屋で準備して(写真)本番2回。
 1回目の公演後には、なんと原作者の小川国夫先生のスピーチが。これがねえ、ものすごく良かったのですよ。俺達のような野良犬野良猫の心に、深く染み入るお言葉でした。芝居の内容?いいに決まってるじゃん!12月6日の東京公演で確かめましょう。で、打ち上げだ。ご馳走+地酒。もうなにも言うことはありません。ただただ俺は酔っ払うのみ。しかし静岡の地酒はどれも抜群に美味かったナァ。明け方まで飲み続け、25弦琴奏者の中川かりん嬢の呼びかけで、桑原氏と3人、近くの干からびた河を探険に行く。かりん嬢はこの芝居の音楽を担当している元気な美女である。俺達はノリノリで彼女のあとをついていく。広い河底に寝転がって眺めた朝日は、真っ赤で綺麗でした。少し、寒かったけどね。2時間ほど歩きまわって、宿に戻って、結局俺は午前8時まで、地酒を飲み続けたン。ご馳走さまでした。

11月27日(日)
当然、今度は俺が一番のお寝坊さんである。最後の素敵な朝食を食べに食堂に。こころなしか、みんなが呆れた眼で見ているような気が。陶芸をなさっている仲田さんの御祖父母に、手作りの食器までいただき(写真)帰りのバスに乗り込む。

センチメンタルは抜きにしようぜ。まだ、終わってないしな。

でもって、東京に戻ってから、私の心のなかには、ずっと“Key to the highway”が流れ続けているのです。

では、ごきげんよう。ギブミーワンモアキッス!」

Auto BUS Birds
Keiko-ba Makeup
Torii Trori/ore
Teracotta?

 

第23回「最近、激しい雨と俺。] 19 Oct,2005

10/15(土)
あーたりはー、にーわかにかー、きくもりー、と“はっぴいえんど”の名曲が鳴り響くような、雨。先刻まで奇跡的な快晴だったのに。開演直前に降り出した雨は、やみそうにない。俺は今、増上寺。そう、昨年に引き続き、西崎緑舞踊団野外舞踊劇「乱・信長」の舞台にいるのだ。亡霊四人衆のひとりとして。ずぶぬれ、舞踏家も濡れる境内。舞台には水たまりが出来ている。あっ、役者さんのマイクがイカレた。ハハ、舞台を駆け抜けるたび、水しぶきがあがる。オモロイナ。そのまま終演まで一直線に。まあでもまずまず冷静に踊り狂う。観ている方も大変だったでしょう。ありがとうございました。まー朝まで、飲まずにいられないよ。打ち上げ、良い酒宴でございました。ありがとうございました。舞踏団ボスのS氏のNY滞在時の話をいろいろと聞き、やはりただ者では無い、と実感。しかし、舞踏団の面子の経歴は本当に面白いなあ。俺も含めてね。

さかのぼって、9/27(火)のゴールデン街劇場での公演。「白い瘤」。こちらはETEの公演。であるからして、なんもかんも自分達でやるのよ。いろいろと大変だったが、なんとかやり終えたね。まだまだこれから、といった感じですな。足をお運び下さったみなさま、御協力いただいた方々、本当にありがとうございました。で、この日も打ち上げの酒が美味すぎて、気がつくと夜明けの高円寺にいたの。

さあて、次の芝居の稽古だい。

それでは、また。

林 祐司
zojoji & bourei
meshi----

第22回「祭りの、季節。] 17 Sep,2005

  これを書いている9月16日現在、東京都日本橋小舟町は、4年に1度の祭りの最中である。町中が少しうわついて、人々は忙しくも楽しそうである。夜の宮出しに感動して、涙がすこし出た。(写真)    


祭りの季節。


私はこういった、ハレの空気の町が大好きである。もっとも、都会には、ハレが日常化している場所も多々あるが。                


私達の“祭り”も近づいている 9/27(火)午後8時から、東京都新宿は花園神社の裏手、新宿ゴールデン街劇場にて、Mix art ETE、久々の新作公演が行われます。タイトルは“白い瘤”。入場料は1000円、開場は開演の20分前です。この公演はGAW展というアートイベントの一環で、同時にゴールデン街の“鳥立ち”というお店で、展示も行われます。
詳しくはETEホームページをご覧になって下さい。
http://www.artists-guild.co.jp/ete
私達一同、渾身のパフォーマンスを繰り広げるべく、稽古を重ねております。お時間のある方は是非、劇場へ足をお運び下さいませ。
8月28日から始まった稽古で、いただいた食事の数々。(写真)ごちそうさまです。
そして、それを見つめる、Sarah。(写真)
死ぬ程、身体を動かして、大汗をかいて、なんだか爽快な気分になって。トラブルにむかついてボトルを投げたら、壁に突き刺さって。(写真)
トラブルも多く、しょっちゅう頭にきて、人知れず癇癪を起こしてしまう。俺はただ、のびのびと演じたいだけなのに。邪魔すんなよ。外野や門外漢がうるさいぜ。まあ、いいさ。まだまだやれるぜ。逆境も(程度によるけど)嫌いじゃない。アート、とかいう得体の知れないものに、随分うんざりさせられた日々。お寒い限りだが、好きにやるさ。




帰り道、おれを迎える夜の提灯。(写真)

Matsuri
   
Mama's Foods & Funky Sarah

Bottle

cho-chin

第21回「狭山、欠けたパーツ祭り。] 9 Aug,2005

色々あったが、今回は2点に絞る。旅と祭りでほーやれほー。

7/29(金)
関内爆音紀行。横浜のクラブ24にライヴを観に行く。
出演は芥正彦、灰野敬二、JOJO広重(敬称略)という、耳から血が噴き出そうな面子である。しかしどのパフォーマンスも良かった。爆音の海の中で安らぐ。手にしたコップがブルブル震える程の音量なのに。沢山の知り合いに出会う。 素直に嬉しい。
終演後は、芥さん達と伊勢佐木町で朝まで。ぼったくりタイ料理を初体験。


8/6(土)
夕刻、小畠家へ向かう。今日は入間川花火大会。みんなで見物がてらパーティー、っつうか、パーティーがてら見物? 稲荷山公園に日が沈む。(写真)
うーん、美しい。
西武池袋線内でものすごくビッチな感じの女性を見た。
良い。
きのあうぅーなかあぁーまぁーがあつまってえぇー、などと口ずさみながら到着。
すかさずビール。酒と肴がすぐにでた、ってなもんで、宴がはじまる。(写真)今夜も欠けたパーツたちが集っている。ほどよく酔いも回ってきたところで公園へ。
着いた瞬間、夜空に花火が炸裂する。(写真)小畠家の長女、沙羅は大はしゃぎ。が、すぐ飽きる。大人たちは最後まで大喜び。 ナイストリップでした。

さあ、戻って飲み直し。スコッチ泡盛麦酒。ジャガーは壊し、岡ちゃんは写真を撮り、エリさんは語り、俺は泥酔する。終電。みんな帰ったが、俺とジャガーは居残り。エリさんと3人で、終夜営業のファミリーレストランへ行く。鰹のたたきとパスタとチョコレートパフェを食べて気絶した。(写真)ジャガーはドリンクバーを15回、おかわりした。エリさんは呆れた。小畠に戻り、フローリングの上に畳を敷いてもらって寝た。
ライクア牢名主。馬鹿。

8/7(日)
しかし、そうした馬鹿者どもにも朝食が出された。(写真) ありがたく頂戴し、ひたすらまったりする。痴れ者どもめ。さー、気を取り直して祭りに出かけよー。今日はこの界隈の七夕まつり。ポテポテと商店街の方へ歩いていると、天狗におそわれた。(写真)
とりあえずビールを飲み、焼きそばを食い、たこ焼きを食べて、うどん屋へ逃げこむ。駅が近づくに連れて、生ビールの値段が100円ずつ、下がっていく。なんで?いやー、いい1日でした。

天狗にはおそわれたけど。

では、次は皆さん御一緒に。
sun gose down en
hanabi
pafe & sleeping yu-ji

breakfirst

matsuri
te-n-gu

淡いグレーの石畳に、オレンジ色のライトがあたっていて。

人々はビールを求めて彷徨う。

東京、日本橋の夕暮れ。

俺の愛着のある景色である。

ここで長閑にうろついてたのが、いつの間にか真夜中の狂躁になる。

食も飲も全開で。

餓鬼モ食へ闇ノ夜中ノ鰌汁

                                        子規

7月9日
過日、高円寺で鯨飲していた。知己の映画監督ドラゴン君の誘い。

以前、同じ映画に出演した女優の K嬢も一緒。BJバーにて。美少年ママのノブ君が仕切る良い店である。鈴木清順の映画のセットのような。

話題はフェロモンからフリーメーソンまで。

K嬢は端正な美人であるが、さそり座でへび年生まれで動物占いは黒ひょう、という強者である。俺はかに座でねずみ年生まれの動物占いコアラ、である。

はっきりいって情けない。ゲイ飲。

7月16〜18日
今年 3月に客演した“ペピン結構設計”が、横浜の馬車道にアトリエを構えた。

で、そのお披露目パーティーに出るため16日夕刻、東横線に乗った。ここの座付き作家兼演出家兼女優の石神夏希嬢は、“世界劇作家大会”なるものに出席するため、明日からオーストラリアに旅立つ。パーティーはその壮行会も兼ねている。やるねえ、夏希。現地ではワークショップなどをやるらしい。

さて、久し振りに会うよ、ペピンメンバーたち。アトリエは大きさなども“丁度良い”感じで、楽しい時間を過ごさせていただいた。おれは、酒をあまり飲まないぺピンたちの中で、なぜか会場にあったジャックダニエルを朝まできっちり飲んだ。いやー、いい時間でした。

なんつってる場合じゃねえんだよ。おれは今日、朝イチの飛行機で京都に行かなきゃならねえんだ。

結果から書こう。おれは飛行機に乗り遅れて法事をすっとばした。父の一周忌なのに。ああ。すまん、親父&家族。ほんとに悪いと思ってます。が、飛行機に乗り遅れたのには、ここには書けないトラブルや不具合が重なったのです。

いや、しかしそんなことを言っている場合ではない。気をとりなおして、“のぞみ”で京都に向かう。東京駅の売店でビールとサンドウィッチを購入して。

このサンドウィッチが旨くてびっくり。で、4時間遅れで京都に着いた。電車を乗り継いで、四条河原町にある寺へ。折しも今日は“祇園祭”。たいへんな人出。うわあ、とりあえず母妹義弟に会い、ひたすら謝り、父の墓に手を合わせた。うわ、帰りの飛行機の時間が。正味15分滞在して、おれは空港に向かった。飯も食えねえよ。寺の近くには美味そうな店もあるのに。京都駅近くのコンビニでビールとサンドウィッチを買って、空港行きのバスに乗り込んだ。

京都では“人込み”しか見ていない。

さて大阪伊丹空港で、やっと30分ほど時間が空いたのでグリルに入ってビールを注文し軽食を取ってゲートをくぐって、ゲート内の店でシーバスリーガルを飲んで飛行機に乗った。

機内ではクレイジ−ケンバンドの横山剣さん選曲のプログラムを聞いていた。

そして、飛行機が離陸。眼下に見える大阪の夜景は、思いのほか、美しい。

上昇する飛行機の窓から眺めているので、斜に角度がついているのも、いい。

そこにかかっていた曲は、シュガーベイブの“ DOWN TOWN”。おれの世代でこの曲を知らないやつはいまい。(“おれたちひょうきん族”の主題歌だったのだ。)最高の選曲です。心に、なないろのたそがれ、が降りてきました。

なんて思ってたら羽田に到着です。小腹が空いたので、空港のカレー屋で、ポークカレーとビールを頼む。で、バスに乗って吉祥寺へ。午後11時過ぎに、帰宅。すると OZ嬢からの電話。ここには書けない驚愕の事実を知らされ、驚愕しているところにジャガ−から“ビールでも一杯やらないか”とのTel。近くまで来ていると言う。いいよ、と答えて夜の街へ。

西荻窪駅近く、通称“ドヤ街”。ここはかつて黄線だか白線だかだったらしい。いまは、安くて旨くて狭い飲食店が軒を連ねている、そこの沖縄料理屋。

初めて入ったのだがとても素晴らしい店で、ソ−メンチャンプルーやイカスミの焼そばに舌鼓を打ちつつ、泡盛や“豆乳ハイ”を飲む、飲む、飲みまくる。

なにせおれとジャガ−のコンビだからな。鯨飲で馬食なんだよ、馬鹿だからな。

でもいい店だったな。店のおねいさんが“旨いよ−”といって食べ物を運んでくるのが、また、いいんだよね。で、きっちり朝まで飲んだ。いっぱい、ソ−メニ−ね。

次は伊勢にうどんを食べに行きたいなあ。 JALの機内誌で読んだ“伊勢うどん”の記事があまりに美味そうだったので。

父を含む家族の皆様、本当にすみませんでした。





第19回「エンドレス・デイズ、ビューティフルデイズ。」 25 June,2005

7/7(七夕) 追記
知り合いの演出家、平松れい子さんにご招待を頂き、新宿コマ劇場に、クイーン・ミュージカル「ウィー・ウィル・ロック・ユー」を観に行く。 予想に反して面白い。花火まで上がって。 しかしみんな歌がうまい。 全編に散りばめられた「クイーン」のナンバー。ストーリーは、はっきり言って荒いが、基本的にどうでも良い。まあ、「マトリックス」のような話。でも、良かったよ。クイーンの過剰にロマンチックなナンバーと相まって。 しかし、この日のメンバー、ニューヨークで映画を学んでいた人に、「鼓童」の制作をやっていた人など。ニューヨークの彼は先日までアリゾナの砂漠にいたらしい。

いろんなひとがいるなあ。

7/2(土曜日)追記
ギタリストのM君と東急東横線の白楽で飲む。彼はこの近辺に、もう15年くらい住んでいて、色々な店を案内してもらう。 俺がこの街を訪れるのは、約10年ぶりである。その頃、同郷の知り合いが、この辺に住んでいた。と、いう話をM君にしていたら、3軒目に入った小さなバーで、その知り合いを見かける。

声はかけなかった。

7/1 (金曜日)追記
雨の中、小畠宅にカセットデッキを取りに行く。
最近の沙羅は以前にも増してテンションが高い。しゃんぷーしゃんぷー、と言いながら沙羅が俺の髪をかきまぜる。和む。 その後、エバさんのアトリエへ。 作品「白い瘤」が、少しずつ進行している。それは俺にとって、「回復」への道のり、でもある。少しずつ、楽しみになってくる。 少しずつ、で、いい。

6/28 追記
初台の新国立劇場にベルリナーアンサンブルの「アルトゥロ・ウイの興隆」を観に行く。
休憩を入れて2時間50分の大作。しかも休憩が入るのは2時間半近く経ってから…。 ドイツの芝居というのは普通に1年間とか稽古をするらしい。それも納得の恐ろしく緻密な舞台。しかし、本当に驚かされたのは、主演のマルティン・ヴトケの演技。このゴリゴリの前衛劇に大爆笑の上質なエンターテイメント性を加味している。 しかしこの芝居が大当たりするるドイツという国はいったい…。(主人公はヒトラーのカリカチュアで、その演説やエピソードが、大々的に使われている。) しかしやはりマルティン。特に発声。 詳しくは書かないが、あんな役者、初めて観た。

6/24
今日はなんか、いい気候だったなあ。ふと南米を思い出した。

ちょうどよい夕方がやって来て、腹をすかしてうろうろしていると、

前から気になっていた、うなぎ屋があったので一杯やってしまった

ことを、ここに報告いたします。でもいい店だったな、静かで安くて。

6/18
しかし先週の土曜日はジャガ−とステーキハウスで阿呆のように肉を喰い、

かつ、飲む。2周連続、高カロリーな週末。最後は公園でワンカップ。

6/17
トムプロジェクト公演 鄭義信 作・演出「カラフト伯父さん」を出来たばかりのシアター吉祥寺に観に行く。ここは昔はボウリング場だったところ。

1回だけ、やりに来たな。芝居の出演は岡田義徳、ベンガル、冨樫真。

3 人とも好演、特にベンガル氏は凄い。爆笑して、そして滂沱の涙が流れた。

本当に良い芝居。おれは10年後もこの芝居の素晴らしさを語るだろう。

シアター吉祥寺はちょっとベニサン・ピットにどことなあく、似たかんじ。

いや、でも、いい芝居だったなあ。本当に温かい拍手につつまれて。

6/12
下北沢 本多劇場に流山児事務所の“戦場のピクニック・コンダクタ”を観に行く。内容については書かない。ただ美加里さん、若松武史さん、塩野谷正幸さん、という(おれにとっての)オールスターキャストで、特に、大好きな
若松さんの久々の主演作ということだけでも、観てよかった。

6/11
世田谷パブリックシアターに伊藤キム+白井剛の「禁色」を観に行く

凄い舞台。多くは語らないが「 AERA 」の表紙とかになりながら伊藤氏は本質的にパンクな人なんだなあと実感。

現代の東京とシンクロしている“舞踏”を初めて、観た。お茶目でスピーディーなダンスから、極めてスローで美しいムーブメントまで。

素敵な公演でした。最後はスタンディングオべーションが巻き起こっていた。おれも立ち上がって拍手していた。

5/28
浅草 木馬亭にて“水族館劇場”「谷間の百合」を観る。

友人、鏡野有栖が堂々と2枚看板で主役を張っている。

超満員の観客。荒削りで猥雑で美しい言葉にあふれた芝居。

浅草は涙で濡れていた。帰りにジャガ−、 N 子さんとお好み焼き屋にて盛り上がる。おれはウーロン茶でした、この日は。

さて、今回は記憶を逆行してみました。

もうすぐ夏ですねえ。

佑次





「白い瘤」




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